ハウル

見てきました。
面白かった。もう二時間ずーっと夢中。
レイトショーを見て、朝帰りなので感想は後日。

あぁ、明日は同窓会だし、早く寝なきゃ。
そういえば友達が泊まりに来るんだった。
掃除もしなきゃ。

以下、レビュー(注:ネタバレ含む、反転したら読めます)

なかなかおもしろかった。
原作など事前情報をほとんど仕入れずの初見。
なかなか贅沢に2時間をすごせたなぁという印象を得た。
それにしてもジブリアニメにはつきものだけど、今回はみんな空飛びすぎ。ハウルのみならず、ソフィもふわふわ空中散歩。それだけでなく、(原作を見ていないのでどこからがジブリ味になっているかはわからないけど)所々にラピュタ的なジブリイズムが満載で、ファンにはたまらない。一方で、物語を進めるのに終始して、物語のテーマは掴みづらい。結局何が言いたいんだろう。主人公のソフィはどたばたに巻き込まれただけで、動機付けが弱い分、最終的に愛以外に何を得たのかがわかりづらい構造になっている。
CGなどの特殊技術による演出は、特に序盤の霧の場面が印象的だったが、やはり違和感はぬぐいきれず。
キャスティングで意外だったのは、ハウル役の木村拓哉の好演。最初に聞いたときは(下手すると最後のテロップで名前が出るまで)それとわからないくらい迫真の演技。ソフィのほうは、演技はうまいんだけど年はごまかせないなぁ。
とりあえず原作を読んで、もう一度見に行こう。

うぅ、キーワードは消せないのか…なんか暗号みたいになってしまった。